恋愛総合商社「Department Romance」自社制作販売DVD

恋愛総合商社「Department Romance」
代表 草加大介
〒104-8127
東京都中央区銀座2-13-20 5F
03-3546-2132
月曜~金曜日9時~18時
土曜日9時~13時
日曜祝日休業

「ナンパ塾」「恋愛駆け引き、口説き塾」「恋愛塾」(男女共通講座)「復縁塾」(男女別講座)を主宰する弊社が自社DVDを製造販売します。
※A4テキスト12ページ付
注文は窓口(03-3546-2132)で承ります。以下にお振り込み下さい。

三菱東京UFJ銀行
亀戸北口支店
普通口座 0631100
名義 共同企画デタント

送料は弊社が負担。
約10日で到着します。

新恋愛本質論 特別講座~草加大介の恋愛思想

※デザインされた文章はサイトからでは読みにくいと思われるので、以下に同一原稿を明記します。

新恋愛本質論 特別講座~
草加大介の恋愛思想

「恋愛駆け引き、口説き塾」「恋愛塾」「復縁塾」 草加大介の座学中心の授業を受けられるのはこの三つ塾、そこで使われるテキストを抜粋して特別授業を収録!アカデミックでとても貴重な講座DVDです!

恋愛で認識が誤っているとどうなってしまうのか?
南極は寒い場所だからと思い込み、北に行っても南極には行けない。同じように誤った認識をしていれば異性と関係を築こうとしても築けない!

恋愛で問われるのは自らの無意識である!
マニュアル本を読んで意識しながら異性の前で何かをする。その場その瞬間では問題ないが、2~3時間のデートで意識的に何かをし続けるのは不可能だ!

収録内容 2014年12月現在、草加大介が経営する恋愛総合商社Department Romanceでは「ナンパ塾」「恋愛駆け引き、口説き塾」「恋愛塾」(男女共通講座)「復縁塾」(男女共通講座)「別れさせない屋」「恋愛電話相談サービス」を営業しています。「ナンパ塾」は座学授業も含まれていますが、実践中心の授業です。草加大介が直接実践指導する「ナンパ塾」以外の「恋愛駆け引き、口説き塾」「恋愛塾」「復縁塾」はDVD映像の授業でも飛躍的に実力が伸びると考え、三つの塾のテキストを抜粋して特別授業を映像収録しました。

解説 男性も女性も恋愛で悩むと、書店やネットでマニュアルの知識を得ようと考えます。彼らはそれを必死に頭に詰め込めば悩みが解決できると信じ込んでいるのです。塾を開業したころから私はそれが可哀想でしょうがなかったし、だからこそ書籍の販売ではなく、直接のライブ授業ができる「塾」を幾つか起業したのです。大切なのはマニュアルではありません。何が本当に大切なのかこの自社制作DVDを観て各々が考えて下さい。
 メーカーの商品DVD「草加大介 ナンパ塾 口説き検定講座」「草加大介 ナンパ塾 ナンパ実践講座」「草加大介 40歳からのモテ講座」(全てマクザム)はどれもベストセラーになりましたが、この商品は自社による制約を受けない演出内容で観る人にかなり役立つはずです。

プロフィール Department Romance 代表・草加大介
 原発のプラントやタンクやサイロを施工する会社のサラリーマンを経て、1998年日本初の「ナンパ塾」を同じように1999年日本初の婚活セミナー「結婚対策塾」を設立。(現在は「恋愛駆け引き、口説き塾」に名称を変更)。2008年には男女共通の「恋愛塾」を開き、塾長として指導している。著書に『新「ナンパ塾」完全極秘マニュアル」(河出書房新社)『口説きの技術』(河出書房新社)『強烈に惚れさせる方法』(KKベストブック)等がある。

CAST STAFF
構成・出演・講師:草加大介
撮影・高橋成和
編集・演出:佐藤実
制作・著作:共同企画デタント

発売元Department Romance 販売元 共同企画デタント
¥22,800(税込み)本編約160min
03-3546-2132
東京都中央区銀座2-13-20 5F

¥22,800(税込み) 本編160min 片面・1層ディスク MPEG2 COLOR レンタル禁止複製不能

「ナンパ塾」「恋愛駆け引き、口説き塾」「恋愛塾」「復縁塾」「結婚対策塾」「別れさせない屋」はDepartment Romanceの登録商標です。商標権を侵害する類似業者は悪質で講義内容等もとても酷いのでご注意下さい。

※テキストの一部を紹介します。
~このケースは度胸の問題ではありません。認識の誤りに起因しています。

 「三四郎」夏目漱石(新潮文庫)より引用

 九時半に着くべき汽車が四十分程後れたのだから、もう十時は廻っている。けれども暑い時分だから町はまだ宵の口の様に賑やかだ。宿屋も眼の前に二三軒ある。ただ三四郎にはちと立派過ぎる様に思われた。そこで電気燈の点いている三階作りの前を澄(すま)して通り越して、ぶらぶら歩行(ある)いて行った。女は何とも云わずに尾いて来る。すると比較的淋しい横町の角から二軒目に御宿と云う看板が見えた。これは三四郎にも女にも相応な汚い看板であった。三四郎はちょっと振返って、一口女にどうですと相談したが、女は結構だというんで、思い切ってずっと這入った。上り口で二人連れではないと断る筈のところを、いらっしゃい、ーどうぞ御上がりー御案内ー梅の四番などとのべつに喋下(しゃべ)られたので、己(やむ)を得ず無言のまま二人共梅の四番へ通されてしまった。
 下女が茶を持ってくる間二人はぼんやり向い合って坐っていた。下女が茶を持って来て、御風呂をと云った時は、もうこの婦人は自分の連れではないと断るだけの勇気が出なかった。そこで手拭(てぬぐい)をぶら下げて、御先へと挨拶をして風呂場へ出て行った。風呂場は廊下の突き当たりで便所の隣にあった。薄暗くって、だいぶ不潔の様である。三四郎は着物を脱いで、風呂桶の中へ飛び込んで、少し考えた。こいつは厄介だとじゃぶじゃぶ遣っていると、廊下に足音がする。誰か便所へ這入った様子である。やがて出て来た。手を洗う。それが済んだら、ぎいと風呂場の戸を半分開けた。例の女が入口から、「ちいと流しましょうか」と聞いた。三四郎は大きな声で、
「いえ沢山です」と断った。然し女は出て行かない。却って這入って来た。そうして帯を解き出した。三四郎と一所に湯を使う気と見える。別に恥ずかしい様子も見えない。三四郞は忽(たちまち)ち湯槽に飛び出した。そこそこ身体を拭いて座敷へ帰って、座蒲団の上に坐って、少なからず驚いていると、下女が宿帳を持って来た。
 三四郞は宿帳を取り上げて、福岡県京都群真崎村小川三四郞二十三年学生と正直に書いたが、女の所へ行って全く困ってしまった。湯から出るまで待っていれば好かったと思ったが、仕方がない。下女がちゃんと控えている。己を得ず同県同郡同村同姓花二十三年と出鱈目を書いて渡した。そうして頼りに団扇(うちわ)を使っていた。
 やがて女は帰って来た。「どうも、失礼致しました」と云っている。三四郞は「いいや」と答えた。
 三四郞は革鞄(かばん)の中から帳面を取り出して日記をつけた出した。書く事も何もない。女がいなければ書く事が沢山ある様に思われた。すると女は「一寸出て参ります」と云って部屋を出て行った。三四郞は益(ますます)日記が書けなくなった。何処へ行ったんだろうと考え出した。
 そこへ下女が床を延べに来る。広い蒲団(ふとん)を一枚しか持って来ないから、床は二つ敷かなくては不可(いけ)ないと云うと、部屋が狭いとか、蚊帳(かや)が狭いとか云って埒が明かない。面倒がる様にも見える。仕舞には只今番頭が一寸出ましたから、帰って聞いて持って参りましょうと云って、頑固に一枚の蒲団を蚊帳一杯に敷いて出て行った。
 それから、しばらくすると女が帰って来た。どうも遅くなりましてと云う。蚊帳の陰で何かしているうちに、がらんがらんという音がした。子供に見舞(みやげ)の玩具(おもちゃ)が鳴ったに違ない。女はやがて風呂敷包み元の通りに結んだと見える。蚊帳の向こうで「御先へ」と云う声がした。三四郞はただ「はあ」と答えたままで、敷居に尻を乗せて、団扇を使っていた。いっそこのままで夜を明かしてしまおうかとも思った。けれども蚊がぶんぶん来る。外ではとても凌ぎ切れない。三四郞はついと立って、革鞄の中から、キャラコのシャツとズボン下を出して、それを素肌へ着けて、その上から紺の兵児帯を締めた。それから西洋手拭(タウエル)を二筋持ったまま蚊帳の中へ這入った。女は蒲団の向うの隅でまだ団扇を動かしている。
「失礼ですが、私は疳性(かんしょう)で人の蒲団に寝るのが嫌だから・・・・・少し蚤除(のみよけ)の工夫を遣るから御免なさい」
 三四郞はこんな事を云って、あらかじめ、敷いてある敷布(シート)の余っている端を女の寐ている方へ向けてぐるぐる捲き出した。そうして蒲団の真中に白い長い仕切を拵(こしら)えた。女は向へ寝返りを打った。三四郞は西洋手拭(タウエルを広げて、これを自分の領分に二枚続きに長く敷いて、その上に細長く寝た。その晩は三四郞の手も足もこの幅の狭い西洋手拭(タウエル)の外には一寸(いっすん)も出なかった。女とは一言も口を利かなかった。女も壁を向いたまま凝(じっ)として動かなかった。
 夜はようよう明けた。顔を洗って膳に向かった時、女はにこりと笑って、「昨夜は蚤は出ませんでしたか」と聞いた。三四郞は「ええ、難有う。御陰さまで」と云う様な事を真面目に答えながら、下を向いて、御猪口(おちょく)の葡萄豆(ぶどうまめ)をしきりに突っつき出した。勘定をして宿を出て、停車場へ着いた時、女は始めて関西線で四日市の方へ行くのだと云う事を三四郞に話した。三四郞の汽車は間もなく来た。時間の都合で女は少し待ち合せる事となった。改札場の際まで送って来た女は、
「色々御厄介になりまして、・・・・・では御機嫌よう」と丁寧に御辞儀をした。三四郞は革鞄と傘を片手に持ったまま、空いた手で例の古帽子を取って、只一言、
「さようなら」と云った。女はその顔を凝と眺めていた、が、やがて落付いた調子で、
あなたは余っ程度胸のない方ですね」と云って、にやりと笑った。三四郞はプラット、フォームの上へ弾き出された様な心持がした。車の中へ這入ったら両方の耳が一層熱り(ほてり)出した。しばらくは凝っと小さくなっていた。やがて車掌の鳴らす口笛が長い列車の果から果まで響き渡った。列車は動き出す。三四郞はそっと窓から首を出した。女はとくの昔に何処かへ行ってしまった。大きな時計ばかりが目に着いた。三四郞は又そっと自分の席に帰った。乗客は大分居る。けれども三四郞の挙動に注意する様なものは一人もない。只筋向うに坐った男が、自分の席に帰る三四郞を一寸見た。
 三四郞はこの男に見られた時、何となく極まりが悪かった。本でも読んで気を紛らわかそうと思って、革鞄を開けて見ると、昨夜の西洋手拭(タウエル)が、上の所にぎっしり詰っている。そいつを脇へ掻き寄せて、底の方から、手に障った奴を何でも構わず引出すと、読んでも解らないベーコンの論文集が出た。ベーコンには気の毒な位薄っぺらな粗末な仮綴(かりとじ)である。元来汽車の中で読む了見もないものを、大きな行李(こり)に入れ損なったから、片付ける序(ついで)に提革鞄(さげかばん)の底へ、外の二三冊と一所に放り込んで置いたのが、運悪く当選したのである。三四郞はベーコンの二十三頁(ページ)を開いた。他の本でも読めそうにはない。ましてベーコンなどは無論読む気にならない。けれども三四郞は恭(うやうや)しく二十三頁を開いて万遍なく頁全体を見廻していた。三四郞は二十三頁の前で一応昨夜の御浚いをする気である。
 元来あの女は何だろう。あんな女が世の中に居るものだろうか。女と云うものは、ああ落付いて平気でいられるものだろうか。無教育なのだろうか、大胆なのだろうか。それとも無邪気なのだろうか。要するに行ける所まで行ってみなかったから、見当が付かない。思い切ってもう少し行ってみると可かった。けれども恐ろしい。別れ際にあなたは度胸のない方だと云われた時には、吃驚(びっくり)した。二十三年の弱点が一度に露見した様な心持であった。親でもああ旨く言い中てるものではない。・・・・・